この世の中には、２つの世界が存在しています。
それは、「太った世界」と、「スリムな世界」の２つです。
１つ目の「太った世界」は、
いつも体重のことで悩んでいる人たちが住んでいる世界です。
太っているだけでなく、便秘・むくみ・冷え性・
病気・コンプレックスなど、苦痛を味わうことの多い世界です。
自分の時間やエネルギーの多くを、
「体重のこと」に費やされることが多い世界です。
２つ目の「スリムな世界」は、体重の悩みが存在しない世界です。
好きな服を自由に着ることができるし、
また それらの服がよく似合う、スリムな女性たちが住んでいる世界です。
体型によるストレスや、
コンプレックスを味わうことから、ほぼ解放されている世界です。
この世界の住人は、自分の時間やエネルギーを、
体重のことに費やす必要がないので、他の好きなことに費やすことが出来ます。
あなたは
「太った世界」と、「スリムな世界」の どちらの住人になりたいですか？
そうですよね。
もちろん「スリムな世界」の住人ですよね。
では、
再び質問ですが、「スリムな世界への扉」は、どこにあると思いますか？
じつは、「スリムな世界への扉」は、
ある条件を満たしている人の前にしか、出現しないものなのです。
ある条件？
そうです。
「スリムな世界への扉」は、痩せることに
「本気」で取り組む準備がある人の前にしか、出現しないものなのです。
あなたが「スリムな世界の扉」を目の前に出現させるには、
本気を出す必要があります。全力を出し切る必要があるんです。
え？ 本気を出す？
そうです。
私が知っている限り、
目標体重を達成する人は、本気で取り組んだ人たちだけです。
本気を出さないダイエットは、
一時的なノリや勢いで行なう、「イベント」のようなものです。
本気を出さないダイエットは、
「寸劇」のようなものです。それは「ダイエットごっこ」なんです。
だいたい３ｋｇ前後 体重が減ったあたりで
その寸劇は、幕が下りてきます。そしてその後、１００％リバウンドします。
本当に痩せたければ、本気を出さないとダメなんです。
どんなダイエットに取り組んだって、決して成功することはないんです。
本気を出さないと、成功するかわりに、
「ダイエットの評論家」だとか「ダイエット・マニア」になっていくんです。
流行のダイエット方法などの知識は、豊富なんです。
でも、頭でっかちなだけで、ぜんぜんスリムになれないんです。
本気で取り組まないダイエットの特徴は、「楽チン」なことです。
全力を出さないので、たいしてつらい局面には出会いません。
まして 悔しくて眠れない夜を過ごすなんてことも、絶対にないでしょう。
でもそのかわり、何も得ることはないし、どこにもたどり着きません。
逆に本気で取り組めは、苦しい局面にも、出会うでしょう。
悔しくて、眠れない日だって、きっとあるでしょう。
自分の情けなさに、あきれてしまうときもあるでしょう。
でも不器用でもいいから、
自分の持っているすべてを出し切る気持ちで
ダイエットに取り組めば、かならず「スリムな世界の扉」を開くことができます。
そして憧れの「スリムな世界」の住人となることができるのです。
だ か ら、
「本気」で取り組むのです。
一生懸命、本気で痩せる努力をするのです。
「本気」で痩せた自分の未来を信じるのです。
「本気」で試行錯誤を繰り返し、 自分の悪いクセやパターンを、直そうとするんです。
一生懸命 一生懸命、
ベストを尽くして、そのことに取り組むのです！
「本気」で生活全体を見直そうと努力するのです。
そうやって、今 自分ができることに、全力を出し切るのです！
「・・・うん、まあ、今日はいいか」
なんて感じで、出し惜しみしてたら、ダメなんです。
いきなり思い通りできなくてもいいんです。
自分の情けなさに腹が立って、泣けてきてもいいんです。
いつも悪戦苦闘を繰り返し、カッコ悪いダイエットになったっていいんです。
でも、
「もう、今日の私に、これ以上のことはできない」
と、自分に向かって、
胸を張って言えるように毎日を送るのです。
そうやって、１日１日を一生懸命 過ごすとね、
ある日、振り返ってみると、自分が成長していることに気付くのです。
「あれ？ 昔の自分と、今の自分とは、明らかに違うな」
そんなふうに、思える日が来るんです。
あなたが「本気」を出す準備ができれば、
「スリムな世界の扉」は、あなたの前に出現します。
そして、あなたが賢くなりながら成長し、
少しずつ スリムでいられる考え方や習慣を身につけ、
本物のスリムな女性に育っていけば、「スリムな扉」は、かならず開くことができます。
スリムで素敵な未来の扉は、
「あなたが本気を出す準備が整わない限り、出現しない」
そして、
「本気を出さずに開くほど、軽い扉ではない」
けれど、
「あなたが本気を出せば、その扉は必ず開くことができる」
ということを、覚えておいてくださいね。
あなたのことを応援しています。
